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氷河急行 その1
撮影=2002年6月
クールからブリークへ
 クールからの氷河急行はスイスでは最も有名な観光列車で、これに乗るのも旅の楽しみのひとつである。
サンモリッツからツェルマットまでのうちクールからブリークまで乗った。
クール駅全景とクール駅で見かけた機関車
1等車での出発であったが、この車エアコンが不調で車内はサウナ状態。
早々に食堂車へ移動、少し早い昼食になったがこれがかえって良かった。
木造の食堂車は窓をあける事ができ、外の空気をいっぱいに取り入れ
ライン河の源流域を右に見ながら走る。
スイスのビールを飲みながらパスタの食事はなかなかうまかった。
ライン河源流
機関車を含む10両編成の氷河急行
右画像 左の機関車はクールから
    右の機関車フルカオーバーワルド鉄道
ディセンテスで機関車の交換。
ここからは「レーティッシュ鉄道」から代わって「フルカオ−バ−ワルド鉄道」の機関車が牽く。不調の1等車が使えないためこの駅から列車が特発される事になり、クールから来た列車から2両が切り離され氷河急行は出発。
特発の氷河急行も20分遅れで出発だが、この列車は2等車だけになってしまった
でも、この2等車が良かった。窓が開き、外の風を入れて走るので、なまじ窓のあかない1等車よりは気分良く乗っている事ができた。
これも天気が良いおかげだ。
牧場なのか、原野なのか花が一面に咲く高原地帯を走る。
アプト鉄道とはとても思えないスピードでカーブを曲がる時の音はものスゴイ音がする。ここまで走っていればフランジが無くなってしまうかと思うような音で車体をきしませながら高度を上げて行く。
アルプスの山々が目の前に見えて、花が咲き、牛や羊が放牧され、点在する民家、小さな教会の建物、アルプスの少女ハイジの世界、そんな風景の中を最高地点を目指してノンストップで走る。
谷が狭くなり氷河のある山々が近くに見える。
列車はスノーセットの中を行く。
正面に切り立った山が見え、景色は荒涼としたものに変わって来た。
氷河急行全線で最も標高の高いオーバーアルプバスヘーエ峠(2033m)を通過、進行方向には峠の湖水が広がり湖面にはまだ氷りが残り、斜面にはかなりの残雪があった。
食堂車について
赤と白の1等車の並びの中に青い食堂車が2両連結されていた。
私達のメニューは定食、パスタ、肉、ジャガイモ、玉子、サラダなど量はたっぷりでスイスのビールを飲みながらの1時間20分の食堂車の旅。
日本の列車ではほとんど姿を消した食堂車。
食べながら飲みながらの列車の旅。
窓を開けて走る列車。
スピードはそんなに早くはないが旅を楽しむ事ができる国スイス。
国際列車、観光列車、国内特急列車にも多くの食堂車がついている。
食堂車エンブレム
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